夜くらいブラを外さないと乳がんになるって噂も聞きましたよ?
「ナイトブラ学園」では分かりやすいように、ナイトブラの必要性について詳しくご説明しますね。
「ナイトブラは必要ない派」の意見や解決策もまとめてあるので、ここを読んで貰えれば「ナイトブラって本当に必要なの?」とモヤモヤした気持ちが解消できますよ!
目次
ナイトブラが必要な7つの理由と効果
理由と効果 | 読んで欲しい人 |
---|---|
バストの型崩れ(垂れ・離れ)を防ぐ | 全ての女性 |
バストサイズが小さくなる | 全ての女性 |
生理前の胸の張り・痛みを解消 | 昼用ブラで寝ている人 |
バスト周辺を温めて血行を促進する | 全ての女性 |
睡眠の質を高める | 全ての女性 |
陥没乳頭(乳首)の予防 | 昼用ブラで寝ている人 |
有事(地震や災害)の時の為 | ノーブラの人 |
ここからは「ナイトブラが必要」と言われる理由を上記7つに絞ってご紹介します。上記の中から詳細説明にリンクしてあるので、気になる内容があったらクリックしてみて下さい。
1、ナイトブラは就寝中のバストの型崩れ(垂れ・離れ)を防ぐ
出典:ワコール人間科学研究所
バストが下垂する理由はさまざまで、バストの揺れや重力によってバストを支えるクーパー靭帯が伸びきったり切れてしまうのも原因の一つです。バストを支えるクーパー靭帯は一度切れたり伸びると元に戻らないと言われています。
出典:ワコール公式通販
ノーブラやカップ付きインナーで寝ている人に限らず、昼用のワイヤーブラを着けて寝ている人も注意が必要です。起きている時と寝ている時とではバストが受ける重力の向きが異なる為です。

出典:株式社ワコール
上記はワコール社が4歳から69歳まで40,000人以上の女性の体を研究してきた結果判明した、女性のバストが垂れるステップです。ステップ1で「デコルテ痩せ」、ステップ2で「バストの下垂」、ステップ3で「バストが離れる」ことが分かります。
その為、昼間はワイヤーブラでお腹方向への重力からバストを支える必要があることが分かります。それと同時に、寝ている間も就寝時独特のバストの流れや重力からバストをケアする必要があります。
2、ナイトブラはバストサイズが小さくなるのを防ぐ
上記のように、着け心地や着圧によるストレス軽減を目的に作られたカップ付きインナーとは違い、ナイトブラは寝ている姿勢でもバストが流れないように作られています。
1日6時間の睡眠とすると、1年で2,190時間、日数にすると91日以上は左の写真の状態で過ごすことになります。当然、バストは脇や背中に流れてしまうのでカップサイズがダウンし、脇下や背中に無駄なお肉が増えてしまいます。
3、ナイトブラは生理前の胸の張り・痛みを和らげてくれる
生理前は人によってはバストが大きくなったり、張りによる痛みが出るかたも少なくありません。バストが敏感になっているのでノーブラで寝ているという方も少なくありません。ですが、ノーブラだと寝返りの際にバストが揺れて痛みで起きてしまいませんか?
ナイトブラは伸縮性が高く、生理前の胸の張りにもしっかりとフィットしてくれます。それだけでなく、寝返りによるバストの揺れを抑えることもできるので、生理前の憂鬱なバストの悩みを解消してくれます。
4、ナイトブラは肩こりの予防になる
肩こりの原因は冷えや血流の悪さなど色々な原因が考えられます。日中使うワイヤーブラは締め付けが強いものが多く血流を悪くさせます。また、ノーブラも冷えの原因となるので止めた方が良いでしょう。
ナイトブラは通常のブラジャーよりも脇や背中部分が広く作られているものが多く、着圧もきつ過ぎないものが多いです。なので冷えの改善や血流を悪化させることがありません。チタンやゲルマニウムなど、血流に良い成分を生地に使ったナイトブラもあります。
5、ナイトブラは睡眠の質を高める
ワコールとオムロンヘルスケアが共同で20歳~40歳の女性20人を対象に「普段ワイヤーブラを着けて寝る・なにも着けずに寝ている」ケースと、「ナイトブラの着用」による睡眠の変化を実験しました。
結果は普段と比べてナイトブラ着用の方が「寝つきにかかる時間が4分短縮」・「ぐっすりと眠れる時間(10分間体動がない)が12分増加」に加えて、「睡眠の満足度が上がる」ことが分かりました。
これはナイトブラのサポート力によって、「寝返りによるバストの揺れを抑え込む」また、「適度な着圧によってワイヤーブラによる締め付けからの解放」などが睡眠の質を高めている為と考えられます。
6、ナイトブラは陥没乳頭(乳首)を予防する?
陥没乳頭(乳首)とは、本来は授乳の際赤ちゃんが加えやすいように突出している乳首が、乳房側に陥没している状態のことを言います。これに関しては調査結果などの資料は見つかりませんでした。
ですが、近年若年層を中心に陥没乳頭(乳首)の女性が増えていると言われています。2008年にワコールが行った調査では女性の71%が自分のサイズを勘違いし、内53.5%が小さいブラを着けていたとしています。
女性の間では「バストが大きい=スタイルが良い」という意識が強く、小さめのブラジャーで胸を強引に盛っている為と考えられます。小さなブラジャーを着けていれば胸は盛れますが、乳首が乳房に押さえつけられて陥没した状態で癖が付いてしまいます。
これが、若い女性に陥没乳頭が増えたと言われる理由です。一番重要なのは昼用のブラをしっかりと採寸してサイズが合ったブラジャーを付ける事です。ですが、昼間に補正力の強いブラジャーをしている方は、夜くらいはナイトブラでニップルを休ませてあげましょう。
7、有事(地震や火災)の時の為
これに関してはノーブラで寝ている人が対象です。ワイヤーブラやカップ付きインナーで寝ている人は問題ありません。就寝中に災害に合い、直ぐに外に避難しなければいけなくなった時にどうしますか?
想像してみて下さい。ノーブラでTシャツ一枚、何かを上に羽織る余裕もない状態で避難しなければいけません。どうですか?困りますよね?実際、東日本大震災を機にノーブラで寝るのを止めた方はたくさんいます。
「締め付けが気になる」といった意見はもちろん分かります。ナイトブラに限らずカップ付きインナーなど、なんでも良いです。万が一のことも考えてノーブラでの就寝は極力控えましょう。
ナイトブラが必要性が高い人の5つの特徴
特徴 | 重要度 | 備考 |
---|---|---|
バストが柔らかい人 | ![]() |
デコルテのボリュームが減ったら注意 |
妊娠・産後の人 | ![]() |
伸縮性が低いマタニティブラは注意 |
生理の時に胸が張りやすい人 | ![]() |
ワイヤー入りよりおすすめ |
ノーブラ・カップ付きインナーで寝ている人 | ![]() |
サイズダウンのリスク有 |
脇下や背中からバストに集められそうな脂肪がある人 | ![]() |
サイズアップの期待有 |
ここからは「ナイトブラの必要性が高い人」の特徴を5つのポイントに絞ってってご紹介します。上記の中から詳細説明にリンクしてあるので、気になる内容があったらクリックしてみて下さい。
1、バストが柔らかい人はナイトブラが必要
バストの下垂はいくつかの原因がありますが、その中の一つに「バストが柔らかくなる」というものがあります。バストの成長が止まると、次のステップとして「バストの型崩れ」の画像のように乳腺と脂肪の構成比が変わってきます。
これによってバストが柔らかくなり、バストの上部(デコルテ部分)のボリュームが無くなっていきます。つまり「バストが柔らかい人=下垂が始まっている」とも言えます。特にバスト上部の張りが無くなった人はナイトブラの着用をおすすめします。
ナイトブラを付けたからといって乳腺が増える訳ではありませんが、柔らかくなったことにより寝返りによるバストが受ける衝撃を和らげることができます。また、寝た姿勢でバストが流れてしまうのを防ぐことができます。
2、妊娠・産後の人はナイトブラが必要
出典:ワコールマタニティ
産後に母乳が出るように妊娠2カ月頃から少しずつバストサイズが変わっていきます。ピークは出産直後になりますが、平均して2カップ程大きくなると言われています。当然、妊娠前に使用していたワイヤーブラは使えません。
母乳を作る為にバストが大きくなっているので、それをワイヤーブラで抑え込むのは痛みを伴いますし、母乳にも良い事はありません。ナイトブラは伸縮性が高いので、元のサイズにもよりますが大きいサイズを買わなくても対応可能です。
バストが元の大きさに戻るまでは卒乳のタイミングにもよりますが、だいたい1年以上かかります。ナイトブラ自体、消耗品なので妊娠・授乳期間用に大き目のものを数枚用意しても良いでしょう。
3、生理前に胸が張りやすい人
生理前になると胸が張って痛みが出る人もナイトブラを使用をおすすめします。痛みが無く昼用のワイヤーブラを使用できるなら、昼間はワイヤーブラの方が良いです。ただ、痛いのを無理にワイヤーブラで抑えるのはおすすめしません。
昼用のワイヤーブラは補正力が強いので、歩く時の振動などが生理前で敏感なバストに直接影響してしまいます。ナイトブラはものにもよりますが、ソフトな付け心地のものが多いのでバストの振動や揺れを吸収してくれます。
人によっては生理前の変化でバストが1~2カップ上がるという方もいるので、そういった方は無理をせず昼間も使えるナイトブラをおすすめします。
4、ノーブラ・カップ付きインナーで寝ている人
「ナイトブラが必要な7つの理由と効果」でもまとめましたが、ノーブラやカップ付きインナーではバストはどんどん小さくなっていきます。「締め付けが嫌」・「寝る時くらい楽でいたい」という気持ちはよく分かります。
個人差や就寝環境にもよりますが、人は平均して一晩で5~20回程度(1時間に2回程度)の寝返りをすると言われています。ノーブラやカップ付きインナーで寝ている人は年間に1,825~7,300回もバストに衝撃を与えていることになります。
バストや皮膚は重力に引っ張られてしまうので、下垂や型崩れの原因になります。一晩ノーブラで寝たくらいなら影響はありませんが、数カ月・数年とノーブラで寝る時間が増えれば増えるほど、下垂や型崩れが加速すると考えて良いでしょう。
5、脇下や背中からバストに集められそうな脂肪がある人
脇の下や背中に脂肪がある人もナイトブラの着用をおすすめします。考え方としてはバストアップマッサージと同じで、ナイトブラ着用時に脇下や背中からバストに脂肪を集めます。
バストアップマッサージと同じで、毎日続けることが大切なんですが、マッサージを毎日続けるのは少し大変です。ですがナイトブラなら着けて寝るだけなので、毎日簡単に行えます。
よく、「着用時にお肉を集めても寝ると流れる」という方がいますが、「サイズが合っていない」・「サポート力が弱いナイトブラを使用している」などが考えられます。着用前にボディークリームなどで保湿をするのもおすすめです。
保湿を行うことで、バストとナイトブラとの間に摩擦が生まれ、滑り(流れ)難くなる為です。保湿をしながらマッサージをすることでナイトブラとバストアップマッサージの相乗効果も期待できます。
Aカップ・AAカップの女性にもナイトブラは必須な理由(わけ)とは?

aカップの方にナイトブラが必要になる理由は主に上記3つです。aカップであっても片方で70g(みかん1個分)の重さがあると言われています。「ノーブラ・カップ付きインナーで寝ている人」でもまとめましたが、人は一晩に5~20回も寝返りをします。
aカップの方にお話しを聞くと、「減るほど無い」と開き直っている方が多いです。ですが、デコルテ部分がそげて垂れてしまった胸はそれだけで老け込んで見えてしまいます。
バストの下垂の原因はいくつかありますが、加齢以外の原因だと揺れや振動によってバストを支えるクーパー靭帯が伸びる・切れるといった内容が最も有力です。やはりバストの大きさに関わらず、ナイトブラで就寝中のバストをケアすることをおすすめします。

中学生にもナイトブラが必要なの?

- バストの急激な成長は初経の前後4年
- 初経の平均年齢は12歳(小6または中一)
- バストの成長が止まると少しずつ柔らかくなり流れやすくなる
- Cカップ以上が大きさの目安
- 寄りもワイヤーブラをして寝ている
バストの成長は個人差があるので、全ての中学生に必要という訳ではありません。ただ、胸の成長具合によっては必要になります。
目安としては初経から2~3年経って中学生が欲しがっているなら、そろそろナイトブラを用意してあげても良いかもしれません。
Cカップ以上になると、バストのボリュームも増えます。生理前には1カップ前後大きくなり寝返り時の揺れなどで痛みが出るので、「Cカップ以上」を一つの目安にしても良いでしょう。
また、女性なら誰しも経験があると思いますが、ワイヤーブラをして寝ているとワイヤーが当たって痛いんですよね。摩擦によって痕になることもあるので、ワイヤーブラで寝ている子には夜用にノンワイヤーブラなどを用意してあげたいですね。

ナイトブラのパッドって必要なの?

- 家族と同居していてトップの浮きが気になる
- 左右でバストの大きさが違う(サイズ調整)
- パッド無しだとバストが流れてしまう
ナイトブラのパッドが必要かどうかはバストの硬さや大きさによります。例えば、パッドを入れないとほとんどのナイトブラではトップの位置が浮いてしまいますよね。特に必要が無ければ使う必要はありません。
年頃の家族や両親と同居している方、一人暮らしでも急な来客(配達など)を考えると使いにくいんですよね。バストの大きさが左右で全く同じ人は少ないので、基本的には大きい胸のサイズに合わせて、小さい方の胸にパッドを入れてサイズを合わせます。
バストにハリがあって、パッド無しで寝てもバストが上向きな人には必要ありません。ただ、人によってパッドを入れた方がバストの高さ(トップの位置が首側かお腹側か)を調節しやすいケースもあります。
昼用ブラではナイトブラの必要性を満たせない理由
別に「肩こりとかが無ければ昼用ブラを着けていればいいんじゃないの?」と思うかもしれません。でもこれは間違った考えです。「ナイトブラが必要な理由」でも説明しましたが、起きている時と寝ている時とではバストが受ける重力の方向が異なります。
なので就寝時は、下方向の重力に強い昼用ブラではなく、左右上下からの重力に対応できるナイトブラの方が向いています。また、ワイヤーブラであれば寝返りなどによってワイヤーと皮膚が擦れて、黒く色素沈着する原因にもなります。
加えて、昼用ブラは補正力が強いのでどうしても締め付けが強いです。ナイトブラもノーブラと比べれば締め付けはあります。ですが、昼用ブラほどの締め付けはなく、バストの揺れを最小限にしてくれるので、深い睡眠をサポートしてくれます。
- 昼用ブラは締め付けが強く無意識の内に睡眠の質を下げている
- 昼用ブラで寝ると色素沈着の恐れがある
- 昼用ブラでは就寝中の様々な方向へのバストの揺れを支えきれない
- 寝る時くらいは締め付けが強い昼用ブラを外して血流を良くした方が良い
ナイトブラは「必要ない」という人に多い4つの理由と解決策
理由 | 悩んでいる人の多さ | 解決度 |
乳がんになる | ![]() |
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圧迫感が嫌 | ![]() |
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ずれる | ![]() |
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効果が怪しい | ![]() |
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ここからは「ナイトブラ不要派」から良く聞く内容をまとめました。それぞれに考えられる原因や解決策をまとめてあるので、ナイトブラ不要派の方は是非参考にしてみて下さい。ここもリストから詳細説明に飛べます。
1、乳がんになるという噂
「ナイトブラ不要派」の意見で、たびたび「乳がんになるからしない」といった内容を聞きます。古い資料ではそういった内容があったのは事実ですが、最新の調査でブラジャーと乳がんに関連性が無いことが分かっています。
事の発端は1995年にアメリカの”Dressed to Kill: The Link Between Breast Cancer and Bras(乳がんとブラとの関連)”という本です。この本の中で「1日12時間以上ブラジャーをする人は乳がんになり易い」と書かれています。
また、「1日24時間着用している4人に3人は乳がんを発症する」といった過激な内容が書かれています。ここから噂に火が付いて、一時は「若い人の間でノーブラが流行った」時期もありました。
ただし、2014年にアメリカのガン研究センターのLu Chen氏らが、55歳~74歳(閉経済)の女性1,513人(浸潤性乳管がん454人、浸潤性小葉がん590人、乳がんなし469人)を対象にアンケートを行いました。
アンケートの結果、ブラジャーの着用時間や着用開始年齢などによって乳がんになるリスクは変わらないことが分かりました。ただし、「小さなサイズのブラジャーで強引に胸を盛っても大丈夫」ということにはなりません。昼用のブラジャーはしっかりと採寸し、あなたに合ったサイズを選びましょう。

2、圧迫感が嫌
「ナイトブラ不要派」の中には「寝る時くらい締め付けから解放されたい!」、「楽な恰好で寝たい!」といった意見が多く見られます。ですが、「ナイトブラは睡眠の質を高める」にもまとめたように、ナイトブラを付けた方が快適に寝られることが分かっています。
ノーブラで寝ているとどうしても寝返りの際にバストが揺れたり流れてしまいます。バストが大きい人ほどバストが揺れる衝撃で睡眠を邪魔している為です。「じゃあ、バストが小さければノーブラで寝てもいいの?」と思うかもしれません。
ただ、これもNGです。Aカップでも片胸70g(みかん1個分)の重さがあると言われています。これが寝返りによってストンっと落ちる訳ですから、敏感な人が目を覚ますには十分な衝撃です。
「ノーブラで睡眠不足を感じない」という方も、就寝中のバストの揺れや流れを放置すると、バストの下垂や離れを進めてしまうので一度、ナイトブラを試してみてはどうでしょうか?
3、ずれるのが不快
「ナイトブラがずり上がって、朝起きたらアンダー部分に胸が潰されていた」という意見も良く耳にします。これはサイズが合っていないのが一番の原因と考えられます。「メーカーのサイズ表を元に買ったからそんなはずない!」という方もいるでしょう。
もちろんメーカーのサイズ表を参考に購入するのは間違っていません。ですが、普段使っているブラジャーのサイズとナイトブラのサイズ表が合っていればあなたに合うサイズという訳ではないんです。
ナイトブラは伸縮性が高い為に、昼用のブラジャーの様に細かくサイズ分けされていません。「A社のナイトブラはMサイズで良かったのにB社ではLサイズじゃないときつい」ということも珍しくありません。
できれば、ワコールやトリンプなど店頭で試着が可能なメーカーか、viageのようにサイズ交換に対応してくれるメーカーのナイトブラを選ぶと良いでしょう。
4、効果が怪しい
「効果が怪しい」といった意見も見られます。ナイトブラは各メーカーによってさまざまな効果をうたっています。当サイトとしてもナイトブラの育乳効果については疑問を持っています。
2017年に、育乳で有名なブラデリスのブラジャーを使った育乳効果の実験結果があります。結果として、4カ月の着用でバストアップはしませんでした。ただし、着用時にバストの形状を補正できるので着用中のバストアップ効果はあると推測しています。
この実験では5名の女性と4カ月という限られた条件で行われている為、ブラジャーの育乳効果を完全に否定することはできません。ただ、補正力の強い昼用のブラジャーですらバストアップ効果が薄いことが分かりました。
なので、ナイトブラで胸が大きくなることはないと考えて良いでしょう。ですが、バストを補正し就寝時のバストの揺れや流れを防ぐことで、ノーブラやカップ付きインナーよりもバストの下垂や型崩れを予防する効果はあると言えます。
まとめ
ここではナイトブラが必要な理由をご紹介しました。なんとなく「昼用ブラでいいんじゃない?」・「ノーブラに慣れててブラ付けて寝るとか無理!」と思っていた方にも、必要性をお伝えできたのではないでしょうか。
バストが垂れる原因は色々ありますが、その中の一つである「揺れ」や「流れ」を防ぐためにも、就寝時はナイトブラを着てバストケアをしましょうね。